内桶克之 オフィシャルウェブサイト

感謝と人を大切にした先生

2022/5/16(月) 私の思い

大変お世話になった先生(同級生の父)がお亡くなりなられた。
戦後の混乱時に定時制の高校に進み、通信教育を経て学校の先生になり、校長まで務めた。

日立製作所の創業者である小平浪平翁の業績を記念し、茨城県内で長年にわたり地域社会に貢献してきた個人や団体に顕彰する「小平奨励賞」を教員として現役時代に受賞した先生。常に「感謝」の気持ちを忘れず、「人」を大切にした先生でした。

友部町の教育委員会委員長を長く務めていた先生。
長男の小学校卒業式、長男は学校で唯一「無遅刻・無早退・無欠席」だった。先生は、卒業式後電話で「長男さん、卒業おめでとう。凄いことだね。家族でしっかり支えたのだね!」とそのことは今でも忘れない。何かあると電話をいただき、励ましてくれた。

私をロータリークラブに誘ってくださったのも先生でした。
「内桶くんの活動はロータリー活動そのものだ。ぜひ、ロータリークラブへ」と。
友部駅北口近くに自宅があり、大学院に通うのに先生の自宅に駐車させてもらった。先生はいつもお茶を用意していて「いってらっしゃい、いつも頑張っているね」と必ずお茶を持たせてくれた。

ときどき、杖をついて自宅まで来て、家族のこと、行政のこと、地域のことなどを話し、「お父さん、お母さん、大事にしなよ」と
いつも気にかけ、話しをしてくれた先生

先生の志をしっかり受け止め、今後の人生を歩んでいきます。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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