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第3回議会定例会開会

2021/8/31(火) 議会活動

令和3年第3回笠間市議会定例会開会
山口市長開会挨拶(要旨)
🔴東京オリンピック
57年ぶりとなった東京2020オリンピックが幕を閉じた。笠間市出身の畑岡奈紗選手や星野陸也選手、ホストタウン交流のある選手が、大舞台で見せた勇姿はコロナ禍による試練を乗り越え、私たち市民に夢や感動を与えてくれた。
🟢新型コロナウイルス感染症
感染拡大が続き、全国的に感染者が急増。県内でも感染力の強いデルタ株が多く確認され、県は独自の非常事態宣言を発令し、さらに8月20日~9月12日まで国の緊急事態宣言が発令された。本市の対策としては①8月16日から公民館、体育施設などの公共施設の利用中止。②小中学校の夏休み中のリモートでのホームルームや授業の実施。③市役所職員のテレワークやサテライトオフィス、時差出勤などでの出勤者の削減。④緊急事態宣言発令チラシの配布などを実施。
この間のイベントや行事の中止。保健所の業務をサポートするため、5日間保健師を1人応援派遣。さらに本日から2週間、保健師と健康観察業務に職員2人を派遣する。小中学校、夏休み明け9月1日は全員登校とし、2日~12日までオンライン授業を基本として対応する。
🟢PCR検査
PCR検査を継続的に実施。8月19日の検査で303名中陽性者2名を確認。8月28日~31日、9月8日~12日まで追加実施。
🟢ワクチン接種
8月30日時点人口割で1回目47.8%、2回目39.3%(65歳以上の方、1回目89.1%、2回目87.4%)。次回の接種予約は、9月13日に19歳以上を対象に約2千回分を予定。12歳~18歳未満の方へ本日から順次発送。優先接種として中学3年生を対象に9月25日に実施。母子健康手帳の交付を受けた妊婦の接種は9月21日から医療機関で実施予定。
🟡地方を取り巻く国の動き
国における「令和4年度予算の概算要求」が本日締め切りとなる。「新経済・財政再生計画」の枠組みの下、本格的な歳出改革に取り組み、大胆に重点化することなどが基本方針であり、「グリーン」「デジタル」「地方活性化」「子ども・子育て」を実現する投資の促進、「新たな成長推進枠」を設けて予算の重点化を図る。
🟣道の駅かさま
 9月16日にグランド・オープン。感染防止対策の徹底、交通対策を十分に行う。笠間の栗のオリジナル商品販売。笠間観光特別大使によるイベントは延期。CO2削減、環境に配慮した袋や容器を使用。食品ロスを削減するため直売所の残野菜の活用、フードBOXの設置し、SDGsに取り組む。
🟢学生生活支援事業「かさまボックス」
本市出身の大学生や専門学校生に対する笠間の農産物や加工品、企業紹介等を詰め合わせた「かさまボックス」。8月27日までに約500名の学生から申し込みがあった。
🟢文化芸術に関する支援
笠間市を拠点に活動する画家は展覧会の中止や活動制限を余儀なくされている。支援策として、市内の名勝などの絵画制作を依頼し、市内事業所等で展示、紹介を行う。
🟠まつり等
①新栗まつり:中止を決定。笠間の栗のPRで「もんぶらり旅マップ」を作成。モンブランを提供する市内18事業所を紹介。常磐道に架かる橋に横断幕を設置する。
②第10回笠間浪漫:9月23日~26日の4日間。笠間焼や農産物、ご当地グルメが並ぶ、秋の笠間焼の大陶器市。ビックバンド・ピクニックによるジャズの生演奏、スカイランタンを実施。
③第114回笠間の菊まつり:10月23日~11月23日。市内小中学校で栽培した菊マムなどを笠間稲荷神社、門前通り、井筒屋に展示・装飾をする。
④かさま陶芸の里ハーフマラソン大会:前回の大会は最大限の感染症対策を講じて開催。日本最大のマラソン・エントリーサイトの評価で日本一に。今年も規模縮小や感染対策を徹底して12月19日に開催する。
🔵台湾マスクメーカーからマスクの寄贈
日本政府が台湾にワクチンを無償提供したお礼として日本に124万枚のマスクが寄贈される。笠間市は独自に笠間台湾交流事務所を設置し、友好な国際交流を推進しているとして、9月上旬にマスク2万枚寄贈予定。マスクは市内小中学校で児童・生徒用として大切に使う考え。
★今定例会の提出議案等
法令に基づく報告事項や専決処分の承認を求めることなど報告案件2件、人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める諮問1件、笠間市税条例の一部を改正する条例などの議案16件。令和2年決算は一般会計・特別会計・企業会計を合わせた歳出決算額660億7千952万5千225円。補正予算関係の議案9件を審議する。

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