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議員の報酬と定数を考える、コロナ禍と地方議会改革のセミナー

2021/1/12(火) 議員活動

地方議会総合研究所セミナーに参加!Zoom研修です。
午前中は「議員の報酬と定数を考える」
午後からは「コロナ禍と地方議会改革」
講師は龍谷大学土山希美枝教授です。
議員定数を考えるうえでは、合議性の条件と代表性の条件があり、常任委員会を考えた場合、一定時間内に実りある議論ができる人数は最低5人、最大10人×常任委員会の数とのこと。
報酬については、現在の役務の対価としての議員報酬+政務活動費を、2元代表制を担う議員は生活給(生活給の面をもつ歳費・給与的報酬)+政務活動費にすることが望まれる。そして生活給の考え方は、行政職上位の議員人数分の平均給与が設定されるそうです。議会は政策議会として、可視化が必要とのことでした。
午後からのセミナーでは、議会BCP (緊急時業務継続計画)にも触れ、大規模災害などの非常時において二元代表制の趣旨に基づき、議会が、迅速な意思決定と多様な市民ニーズの反映に資するという議会の機能維持を図るため、必要となる組織体制や議員の行動基準などを定めることは大切ですが、初動期における属人的な行動をどのように考えて策定するかが課題とのことでした。
笠間市議会でも、勉強会を開催していく計画なので、さらに議員の皆さんと議論を深めていきたいと思います。

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