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令和3年第2回笠間市議会定例会開会

2021/6/1(火) 議会活動

第2回笠間市議会定例会が開会
山口市長開会あいさつ(要旨)
●新型コロナウイルス感染症への対応
全国で感染拡大が続き、感染力の高い変異ウイルスの感染が多く報告されている。笠間市では5月中の感染者は41人であった。笠間市は県独自の「感染拡大市町村」の指定を5月20日~6月2日まで受けていたが6月3日以降は解除が決定した。PCR検査は5月17日~31日まで約900名に検査キットを配布して対応。28日までの結果、陽性者はゼロである。
●ワクチン接種について
65歳以上の方の集団接種は市内3カ所、医療機関での個別接種は24か所開設し、約6,100人の予約受け、5月23日から接種を開始。5月末時時点1回目と2回目の接種総計は8,233回。3回目の予約は今月21日に約3,400人分を予定。インターネットによる予約困難者を対象に「臨時サポート窓口」を設置し対応する。
●地方を取り巻く情勢
5月25日に「経済財政諮問会議」が開催され、経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」の骨子案が示された。骨子案では、感染症に対し強靭で安心できる経済社会の構築と経済好循環を加速・拡大するとして、その原動力にグリーン社会の実現、官民挙げてのデジタル化の加速など4分野を掲げ、若者・女性の活躍、孤独・孤立対策などをあげている。
5月26日に「2050年までに脱炭素社会の実現」を基本理念とする「地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律」が可決・成立した。笠間市でも脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして、市の行動の方向性を示すロードマップづくりを開始した。
●道の駅かさまの進捗状況
9月16日のオープン予定で整備を進めている。駐車場は、3台分をキャンピングカースペースに。EV充電施設、駐車場・芝生広場への無線LAN(Wi-Fi)の整備を進めている。運営面では、笠間高校、友部高校、大成女子高校、常磐大学や市内事業者等のオリジナル商品の開発、レストラン・フードコートでの笠間産食材の使用、器は笠間焼で提供する。
●学校跡地の利活用
①旧東小学校・・・5月28日に(株)メニコンと協定締結。会員向けペット飼養代行やドッグランの整備、地域交流ルームの設置など秋以降改修予定。
②旧東中学校・・・茨城県民球団の本社移転、多世代が利用するウェルネス・コミュニティ・プラザとして利活用予定。
③旧南小学校・・・学校法人タイケン学園の通信制高校の設置を予定。財産の譲渡等の案件の議案を上程。
●敬老事業の見直し
現在、75歳以上の方を対象として、節目での記念品贈呈、地域主体の敬老祝賀会を行っているが、見直しにより喜寿・米寿・百寿の方への拡充した記念品の贈呈。地域における敬老祝賀会の実施を求めない。(実施の場合は交付金で支援)
●電子契約の取り組み
笠間市デジタルトランスフォーメーション計画の「電子契約」は実証実験を完了し、7月から本格導入。自治体の電子契約は全国的にまだ少なく、この4月に新潟県三条市が導入、県内では茨城県が取り組みを始めたところ。
●提出議案等
法令に基づく報告事項や専決処分の承認を求めることなど報告案件6件、教育委員会や公平委員会などの人事案件、条例の一部改正、動産購入契約、財産の譲与、一般会計・病院事業・水道事業の補正予算など18件を上程し審議をいただく。

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