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令和3年第4回笠間市議会定例会 開会

2021/11/30(火) 議会活動

11月30日 令和3年第4回笠間市議会定例会 開会
山口市長開会挨拶(要旨)  
🟢新型コロナ感染症の状況・・・10月26日から11月29日まで新規感染者は確認されていない。国内の感染状況も低いレベルで落ち着いている状況。しかし、海外ではワクチン接種が進んでいるのに、規制緩和後に感染者の増加が報告されているケースもある。変異ウイルス「オミクロン株」の出現や免疫の減退の影響を踏まえ、引き続き基本的な感染症対策の徹底をお願いしたい。
🟢ワクチン接種の状況・・・12歳以上の接種は11月27日に終了。11月29日時点での12歳以上の1回目接種終了が88.9%、2回目終了が87.2%で全国平均より高い状況。何らかの理由で1・2回目の接種が受けられず、今後接種を希望する方は保健センターに連絡を。
3回目接種については、11月17日に国から対応方針が示され、接種間隔は原則8か月以上としている。接種は、市内1会場(市民体育館)での集団接種(予約、期日指定)又は医療機関での個別接種を予定。12月から医療従事者、1月に高齢施設の入所者等、2月に一般高齢者の順に進める予定。5歳~11歳の接種は医療機関などの協力をいただき準備を進めている。
🟡地方を取り巻く国の動き・・・11月26日の臨時閣議で新たな経済対策を盛り込んだ補正予算案が決定された。一般会計の総額は約36兆(過去最大)、うち経済対策は約31.6兆円。主なものは、ワクチン接種体制の整備・接種の実施。18歳以下を対象とする1人10万円相当を給付する子育て支援、住民税の非課税世帯に10万円の給付、新たなGoToトラベル事業など。
🟣「ムラサキパークかさま」の状況・・・4月にオープンして、先日1万人目の来場を達成した。コロナ禍で休止期間もあったが、フランスチームの事前合宿、日本選手の活躍などオリンピック効果も。12月9日から「日本スケートボード選手権大会」開催され弾みとなる。
🟠「道の駅かさま」の状況・・・オープンから約2ヶ月半が経過。11月28日時点のレジ通過集計は、約31万人来場し、売上総額は約4億となっている。また、市内の観光施設やイベント等の賑わいもあり、ゲートウェイの役割を果たしていると考えている。オープン当初からの道路渋滞は暖和傾向となっている。
🔴企業誘致の動向・・・岩間工業団地の隣接地に黒沢工業株式会社(空調設備等の設計、製造、施工)が約5,800㎡(約1,760坪)を取得。本社と工場が移転、今年5月に稼働している。
茨城中央工業団地(笠間地区)の隣接地に、丸全昭和運輸株式会社が定温倉庫を備えた物流センターを整備のため、約17,000㎡(約5,000坪)の用地を取得し、先日地鎮祭を行った。
安居の工業地域に株式会社吉川油脂が2,340㎡(約700坪)を取得し、食用油のリサイクル拠点を建設中である。引き続き市として操業に向けたサポートや支援を行い、産業の活性化や雇用確保を促進したい。
🔵地域活性化企業人・・・三大都市圏に勤務する企業の社員が、そのノウハウや知見を活かして地域の活性化につながる取り組みを行い、国が必要な支援を行う制度。「健康・運動による活力あるまちづくりに向けた連携協定」を株式会社ルネサンスと締結。清水拓也さんが11月1日に着任。笠間スポーツコミッションの運営強化に向けた業務などに取り組む。
🟡新生児商品券プレゼント事業・・・11月に専決処分を行い、新たな市民の誕生を祝福し、子育て世帯を支援するための事業。令和3年4月1日以降に誕生した子、又は令和4年3月31日までに誕生予定の子がいる世帯が対象。子1人に5万円の市内共通商品券を贈呈。11月26日までに332人の申請を受け付けている。申請期間は12月24日まで。
🟢大学生等に対する支援・・・感染症の影響で大学生等のアルバイト収入が減少している。市の独自支援として、大学生、短大生、専門学校生などを対象に1万円のクオカードを支給する。※今回の補正予算で対応
🔴成人式の開催・・・令和4年1月9日に笠間市民体育館で開催予定。今年は式典だけではなく、アトラクションや記念撮影も実施予定。

■定例会の提出議案等
専決処分(報告)1件、条例の改正等6件、協定の廃止・締結3件、指定管理者の指定7件、補正予算9件=議案25件。一般会計の補正予算額は9千373万円の増額補正で補正後の予算は341億3千851万5千円となる。

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