内桶克之 オフィシャルウェブサイト

令和4年度予算内次会

2022/2/22(火) 議会活動

令和4年度予算内示会が2月18日に開催され、山口市長、財政課長、各部長から重点課題の取り組みや新規・拡充、統合・廃止した事業などの説明がありました。
重点課題への取り組みについては「住みたくある『笠間暮らし』の構築」として
①「暮らしの安心感の向上と多様な人材の育成・確保」 
②「稼ぐ力の強化と所得の向上につながる地域経済の活性化」 
③「持続的な活性化につながる都市基盤の構築と活用」の3点をテーマに予算編成
既存事業の廃止を含めた見直し57件・・・廃止(一部廃止を含む)10件、縮小16件、統合8件、改善23件

歳入:前年度がコロナの影響を考慮して減を見込んだこと、固定資産税の伸びを見込み市税全体では3.5%の増、地方交付税総額は増額見込み
歳出:社会保障関連経費の増、重点的な公共施設の整備等の増、感染症対策経費や脱炭素地域推進、デジタル化の実現に向けた経費が必要となるなどから一段と厳しい財政状況が続くと予想

🟢一般会計予算 325億1千万円(前年度比6千万円増・0.2%増)※新型コロナウイルス感染症関連予算を除いた金額で比較すると約1千5百万円増・0.05%増
主な内容
①「暮らしの安心感の向上と多様な人材の育成・確保」では
養育支援訪問やひとり親自立支援応援などを含むきめ細かい子育て支援体制の強化、キャリアコーディネーターの配置など教育ニーズに対応した学び環境の充実、企業誘致・住宅政策等と連動した移住推進、スポーツのまち「かさま」づくりの推進(かさまスポーツコミッションの体制強化)
②「稼ぐ力の強化と所得の向上につながる地域経済の活性化」では
栗や小菊の生産体制強化支援、国内外へのプロモーション強化、誕250周年を迎える笠間焼の伝承・海外販路開拓など地場産業のブランド化の取り組み強化
③「持続的な活性化につながる都市基盤の構築と活用」では
公共建築物への再生可能エネルギー導入検討、住宅用太陽光・蓄電池設置支援などを含む地域脱炭素化の推進、スマートシティ構想、行政手続きオンライン化・デジタルトランスフォーメーションの推進

🟡特別会計5会計(国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、介護サービス、農業集落排水)は167億2千2百万円、前年度より3億200万円増・1.8%増
🔵企業会計4会計(私立病院、水道、工業用水道、公共下水道)は72億290万7千円で前年度より3億4千395万4千円減・4.6%減
🔴令和4年度予算総額は564億3千490万7千円(前年度比1千804万6千円、0.03%増)となります。

令和4年度予算については、3月8日~10日の3日間で予算特別委員会が開かれ審議が行なう予定

関係資料は以下の通り

ページの先頭へ